真性包茎のデメリットとは
日本人の80%は包茎だと言われており、決して珍しいわけではありません。そのままにしておいても問題ないこともありますが、衛生面でのデメリットが考えられます。真性包茎はほぼ完全に亀頭が包皮に覆われた状態になっています。亀頭の一部を露出させられることもありますが、完全に露出することはできません。
包皮と亀頭が癒着している場合や亀頭の成長が阻害されてしまったということも多いです。真性包茎は包茎の中でも重症な状態であり、臭いや清潔を保ちにくいなど衛生面のデメリットが大きいとされています。また、性病は自身だけの問題ではなく、パートナーに感染させるリスクもあると知っておきましょう。
真性包茎だと細菌やウイルスが増殖しやすいため、普段からペニスを清潔に保つようにしたり、亀頭に包皮が被らないようにしましょう。不衛生な状態が慢性化した場合、さまざまな病気を誘発してしまう可能性が考えられます。そのため真性包茎は早めに治療する必要があります。
真性包茎は衛生面のデメリットが大きい
真性包茎の場合、包皮線からの分泌液や排尿時に残った尿などが包皮と亀頭の間に溜まってしまうことがあります。そのため亀頭部に垢が蓄積しやすくなりますし、常に湿った状態になってしまうということです。湿った状態のままだと亀頭と包皮の間に細菌やウイルスが繁殖しやすくなるのです。
このようなデメリットがあるため、真性包茎は性病にかかる可能性が高くなります。特に真性包茎の人は尿道炎や尖圭コンジローマにかかりやすいと言われています。これらを予防するためには、亀頭を衛生的に保つことが欠かせません。ですが、真性包茎の場合は清潔を保つことが難しいですし、このような病気にかかると重症化しやすいのです。
真性包茎の場合は亀頭を露出できないため、垢が亀頭全体にこびりついてしまうことがあります。そして、これが亀頭包皮炎の原因になってしまうことも多いです。中には垢が石灰化し、石のようになってしまうこともあるため、手術を受けた方が良いでしょう。
まとめ
真性包茎は包皮と亀頭の癒着や包皮口が狭いといった原因により、平常時も勃起時も亀頭が出てこない状態を言います。亀頭が完全に包皮に覆われているため、包茎の中でも重症だとされています。このままにしておくと不衛生な状態が続くため、さまざまな病気を引き起こす可能性があります。
亀頭包皮炎や陰茎ガンのリスクが高まることもあるため、早めの治療が大切です。真性包茎で悩んでいる場合、症例豊富な専門のクリニックに相談してみると良いでしょう。